San Francisco, CA

撮影 添田明也

梅酒の香りと味の深みが独特で、この世にまだ生まれていないパウンドケーキが出来ました。実においしいです。紅茶・コーヒー・煎茶すべてに合います。(調理時間60分

=材料=

梅酒・・・1/4カップ
梅酒の実・・・3個
小麦粉・・・150g
ベーキングパウダー・・・小さじ1
バター・・・100g
三温糖・・・100g
卵・・・3個
生姜汁・・・小さじ1

=下準備=
小麦バターはボウルに入れて、室温において柔らかくしておく。
粉とベーキングパウダーはよく合わせておく。
梅酒の梅は刻んでおく。
パウンド型(22×9cm)の内側にバターをぬっておく。

=作り方=

  1. バターは手でクリーム状になるまで混ぜ、砂糖も加えて白っぽくなるまでよく混ぜる。

  2. ①に溶いた卵を1個ずつ加え混ぜる。分量の卵が全部入ったら、生姜汁、梅酒を加えてさっと混ぜる。

  3. ②に粉類をふるい入れ、木べらで切るように混ぜ、まだ少し、粉っぽさが残っているかなあ、というタイミングで刻んだ梅の実を加えて混ぜる。

  4. パウンド型に③の生地を流し、200度に温めたオーブンで10分。180度に落として30分程焼く。竹串を刺してみて、ベトッとした生地がついてこなければ焼き上がり。大人だけなら、焼き立てに刷毛で表面に梅酒大さじ1~2((分量外))塗る。

 

 

 

Horses

撮影 添田明也

みんな大好きなハンバーグ。梅酒を加えるだけで、奥の深いソースに大人の味に変身します。ハンバーグはキッチンスタジオオリジナルの日本一おいしい作り方です。調理時間は20分位。

=材料=

合びき肉・・・400g
塩・・・小さじ1/2
こしょう・・・少々
玉葱(すりおろし)・・・1/2個
【A】
卵・・・1個
牛乳・・・大さじ4
パン粉・・・1カップ
【ソース】
梅酒・・・大さじ6
トマトケチャップ・・・大さじ4
ウスターソース・・・小さじ4
バター・・・小さじ2
マッシュルーム(スライス)・・・小1缶
【つけ合わせ】
にんじんグラッセ・ゆでスナップえんどう・粉ふき芋など

=作り方=

  1. Aの溶き卵、パン粉、牛乳を混ぜしとらせる。ここにおろし玉葱を加え、ひき肉、塩、こしょうを混ぜる。

  2. ①の肉だねを4等分し、中の空気を抜くように両手でキャッチボールして、ハンバーグ形に整える。

  3. フライパンにサラダ油少々を中火に熱し、ハンバーグを並べ入焼く。両面がこんがり焼けたら、ハンバーグの半分くらいの高さまで湯を注ぎ、フタをして強めの中火で7~8分蒸し焼きにする。

  4. ほとんど水分がなくなったら火を弱め、ハンバーグに竹串を刺してみて、濁った汁が出なければ、器に盛り付ける。
空いたフライパンにソースの材料を全て入れ、フツフツとトロリとしたらハンバーグにかけ、つけ合わせを添える。

 

San Francisco, CA

撮影 添田明也

魚独特の生臭みは、梅酒の旨さで、消されてしまう優秀配合。魚だけでなく肉も同じように煮ることができる優れレシピ。これもスピード料理なり、調理時間はわずか10分弱

=材料=

ぶり切り身・・・4切れ
生姜・・・ひとかけ
【煮汁】
梅酒・・・1カップ
水・・・1/2カップ
醤油・・・大さじ3
梅酒の梅・・・2~4個
【付け合わせ】
生椎茸・・・4~8枚
しし唐がらし・・・12本
塩・・・少々


=作り方=

  1. ぶりの切り身は、ペーパータオルで水気を拭いて。

  2. 生姜は皮ごと繊維を断つように、薄切りに。

  3. 鍋に煮汁を煮立て、フツフツしているところに、生姜とぶりを一切れずつ次々並べ入れていく。

  4. 強めの中火で煮汁を時々掛けながら、10分ほど煮る。こてっ~とおいしそうな色になったら、出来上がり。付け合わせの焼き野菜を添える。
※付け合わせの野菜は、トースターの天板に並べ、塩を振って焼いたもの。

 

Open Space

撮影 添田明也

料理のトップテンアンケートにいつも上位に入る、甘辛味の照りやき。この甘味を梅酒で香りもプラスします。簡単なのに、深い輝きと味が楽しめます。調理時間はなんと10分。

=材料=

鶏もも肉・・・2枚(600g)
サラダ油・・・少々
【タレ】
梅酒・・・大さじ4
醤油・・・大さじ3
砂糖・・・大さじ1/2

=作り方=

  1. フライパンを十分温め、サラダ油少々でとりもも肉を皮から中火で焼く。

  2. カリッ~としてきて、こんがりきつね色に焼けたら、裏返し両面火を通す。

  3. 肉が焼けたらいったん取り出す。

  4. ③のフライパンに出た脂はふきとり、そこにタレの調味料を入れて再び中火にかける。

  5. タレがとろ~りとしてきたら、皮の方を下にして戻し入れる。フライパンをゆすって両面、ピカ~ッと輝かしい照りをつける。

  6. 食べよく切り分けて、皿に盛りつける。付け合わせのゆで野菜を添える。

 

メモ:梅酒の味は、各家庭、作る年の気候に寄って変わります。調味料の砂糖の分量はあくまでも目安。もともと梅酒が甘めに作られているお宅の梅酒はなくてもいいし、辛党の梅酒は、すこし多めがいいかもです。砂糖ですが、まさしくこれは塩梅です。
Orchids

撮影 添田明也

家族や仲間みんなで楽しめるものはいかが?・・これ、どうやって作ったの?という会話には我が家のオリジナル梅酒で、また盛り上がること間違いなしです。調理時間はこれも10分弱。

=材料=

レタス類・・・適量
【肉味噌】
梅酒・・・1/2カップ弱
おろしにんにく・・・ひとかけ 
豚ひき肉・・・200g
味噌・・・大さじ4
サラダ油・・・大さじ1
【トッピング】
松の実・細葱・・・各適量



=作り方=

  1. フライパンを熱し、サラダ油でにんにくとひき肉を中火で炒める。

  2. 肉の色が変わったら、梅酒と味噌を加え混ぜ、コテッと絡めるように仕上げる。

  3. 肉味噌を適量レタスの葉にのせ、松の実や細葱と一緒に包んで食べる。